■ 仮想的なフォルダ

PowerFolderのフォルダは、全て仮想的なフォルダで、 実体の表データから目的に応じた条件や列挙や表示の仕方を設定した指示の塊です。
フォルダがクリックされると、そこに設定されている指示に従って実データからデータを検索して表示します。
説明のため、次のような販売管理の表を想定します。
以下の概念図で示す販売管理の表は、顧客管理の表から顧客名や担当者などを、商品管理の表から商品名や単価などを得て、それらに対しての見積、受注、納品、請求、入金に関するカラムで構成されています。
販売管理のカラムの内容の違いを色で表現しています。

販売管理の表


以下の「A」、「B」、「C」のフォルダを作ります。

販売管理のフォルダ

「A」フォルダを開くと販売管理の左から5番目のカラムがのものだけが表示(@)され、 「B」フォルダを開くと上位の「A」フォルダの内容を対象に商品名カラムがのものだけが表示(A)されます。
「C」フォルダの下位の列挙フォルダは「B」フォルダの内容を対象に1番目のカラムに着目して内容が重複しないように フォルダを自動生成(B)します。
列挙フォルダのフォルダを開くと10番目のカラムが「2」、フォルダを開くと「13」、フォルダを開くと「6」、 「17」のレコードが表示されます。
この説明では、「販売管理の5番目のカラム」などの表現をしていますが、実際は表のカラム名を指定します。