データを売上月で検索するフォルダと担当者別に売上金額の合計を求める集計書式で、フォルダを複数開いて複数集計をします。以下の例では2010年の4、5、6月を集計しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||
マウスの右ボタンを押して表示されるメニューから「変化の集計」を選択します。 |
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「複数集計における変化の集計」ウィンドウが開きます。 ウィンドウには【増減比率(%)】と【連続増減回数】の2つのタブがあります。 以下は【増減比率(%)】タブを選択した時の表示です。 |
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以下は【連続増減回数】タブを選択した時の表示です。 |
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種類を「前回値に対する増減(%)」にして「+100以上」を選び、「集計を選別」をクリックします。 | |||||||||
集計表示は以下のようになります。 最後の集計は「2010/06」、前回値は「2010/05」ですが、11行目だけは「2010/04」が前回値になります。 |
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種類を「平均値に対する増減(%)」にすると変化の集計は以下のようになります。 「+100以上」の16件が10件になり、6件が「+60」、「+20」、「-60」、「-100」に分類されます。 |
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「前回値に対する増減」の時は「+100以上」だった集計のうち6件は増減が「+100以上」ではなくなりました。 「-60」を選別すると集計表示は以下のようになります。 |
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2010/04と2010/05の平均値を元に増減を計算すると以下のようになります。
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2件を選別した状態で、種類を「先頭の値に対する増減(%)」にすると変化の集計は以下のようになります。 |
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この時の集計表示は前と同じで以下のようになります。 |
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先頭の値を元に増減を計算すると以下のようになり、「-80」の行にカウントされます。
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2件を選別した状態で、種類を「増減の開始値との比(%)」にすると変化の集計は以下のようになります。 |
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増減の開始値を特定するためグラフを見ます。 |
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増減の開始値を元に増減を計算すると以下のようになり、「+100以上」にカウントされます。
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2010年の1月から6月迄を複数集計した時の「複数集計における変化の集計」ウィンドウの【連続増減回数】タブで「平均値に対する増減回数」は以下のようになります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
「4回増加」と「4回減少」を選択し「集計を選別」をクリックして選別します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
選別後、「前回値に対する増減回数」は以下のようになります。 |
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集計表示は以下のようになります。 |
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連続増減回数は、最後の集計(2010/06)から遡って増減をみていき、増減の傾向が変わる直前までの同じ傾向の増減の回数を指します。 前回値に対する増減は以下のようにまとめられ、1行目が1回減少、2行めが2回減少になります。
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前回値に対する増減回数は以下のグラフでも確認できます。 |
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「平均値に対する増減回数」を見るために、平均値を求めます。 平均値は比較する月より前の全ての月の平均で、以下のようになります。
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連続増減回数の閾値(%) |
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連続増減回数の閾値(%)は、値を比べて増か減かを決定する際の、値が変わったと判定する大きさを%単位で指定することができます。 値Aの値Bに対する増減は、閾値(%)をCとすると
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閾値(%)の違いによる回数が変化する例として以下のような集計を挙げます。 |
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この例は閾値が0〜8%までは「1回増加」ですが、9%になると4回減少になります。 閾値が8%の時は、以下の様な計算になります。 2010/06 が増加、2010/05 が減少と増減傾向が変わっているので、連続増減回数は増加の1回となります。
注)差が閾値の範囲内で判定が「なし」の場合、次の比較は「なし」の値を使う
注)閾値は小数点以下切り捨て 閾値が9%の時は、以下の様な計算になります。 増減がなしの所は傾向が変わっていないとみなすので、2010/01 までの減少傾向となり、その後、増減なしうち、全体の増減傾向(この場合は減少傾向)と同じ傾向のものを回数に加えるので、連続増減回数は減少の4回となります。
注)差が閾値の範囲内で判定が「なし」の場合、次の比較は「なし」の値を使う
注)閾値は小数点以下切り捨て |
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表の一覧表示 |
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「表一覧表示」をクリックすると「変化の集計表一覧」ウィンドウが表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【増減比率(%)】タブの時表示されるのは次の12の表です。
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【連続増減回数】タブの時表示されるのは次の6の表です。
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