表紙
はじめに
T PowerFolderの概要
U PowerFolderのデータ管理
U−1 「探す」ことと「整理・分類」すること
U−2 データ管理と応用
U−3 データ管理と表
U−4 個人別環境
V PowerFolderの使い方
V−1 画面構成
@ 画面構成
A 外見の設定
B 機能メニューと機能アイコン
C 表示内容の切り替え
V−2 表の扱い方
@ 表形式のデータ
A 表の作り方
項目名をキー入力する
CSVファイルから項目名を得る
既存の表を元にする
B データの表示
表示書式設定
ソート
列固定/行固定
リストの印刷/プレビュー
C データの操作
カード表示
編集
追加
編集・追加ウィンドウの操作
CSV取込
CSV出力
削除
続き
データの検査
D 表の結合
表の関連付け
結合した表の表示書式設定
結合の種類 − 内部結合
結合の種類 − 交差結合
関連付けの検査
E 表の編集
V−3 フォルダの扱い方
@ フォルダの種類
A フォルダの操作
新規作成
編集
切り取りと貼り付け
コピーと貼り付け
部分貼り付け
削除
B フォルダの階層
C フォルダと表示書式設定
D 多彩なデータの整理・分類
複数フォルダを同時に開く
E データのドロップ
F フォルダのデータ処理
V−4 集計表示の仕方
@ 集計対象
A 集計カラムの操作
カラムの挿入
集計追加
カラム編集
カラム削除
カラムの並び替え
B 系列表示
C 比率表示
D グラフ表示
E カード表示
W−5 式と組込み関数
W−6 アクセス制御
@ アクセス制御の有効化
A ユーザの追加・編集・削除
B グループの追加・編集・削除
C アクセス権の設定
W−7 ライセンスの設定
W PowerFolderの仕様

■ U−2 データ管理と応用

PowerFolderのデータ管理の仕組みは、図書館の本の管理モデルに似ています。

図書館の本と情報の流れ
PowerFolderの役割のイメージ

図書館の係の人は、新刊や返却された本を本棚へ格納したり、閲覧者へ指定された本を渡したり、カード、コンピュータシステムへ情報を更新したり、大忙しです。

PowerFolderのサーバータイプの中でも、図書館の係の人と同様に大量に発生するトランザクションに対応します。

どのようなシステムで発生したデータでも、PowerFolder側にデータを登録すれば、その瞬間から検索や集計の対象になります。

例えば、複数の独立した業務システムから、それぞれの状態をPowerFolderに通知してPowerFolderで一括して各システムの状態を把握する応用事例があります。
個々の業務システム間の連携を考えるとその組み合わせは多くなります。
個々のシステムはPowerFolderのみへ状態を通知し、また、他のシステムの状態をPowerFolderから取得することでシステムの単純化と状態の一括管理ができるようになりました。

PowerFolderの内部の仕組みは、図書館の本と情報の流れを管理する仕組みに似ていて、そのように情報を管理することが得意なソフトウェアです。

PowerFolderは、業務システムでは、手薄になっているBI(Business Intelligence)環境を補完する仕組みとして活躍しております。