Ⅳ-６集計のマーク

集計表の任意の行にマークを付けておき、別の集計表でマークを付けた行を選別することができます。
集計のマークは集計表の一番左の視点のカラム名とその内容を記録しておき、別の集計表でマークを呼び出す時には、その集計表の一番左の視点のカラム名が一致するマーク情報から一つを選択し、表示中の集計表の一番左の視点の内容が選択したマーク情報にあるものを選別します。

集計をマークするとマーク情報を記録する表が元の表名の後に '_PfmarK' を付加した名前で自動的に作成されます。最初にマークした時点ではフォルダの一覧に現れませんが、フォルダ情報を保存して再度立ち上げてからはフォルダ一覧に表示されます。

例として年月毎に担当者別の売上金額が集計されており、ある月の上位５人が別の月でどうなっているかをマークを使って追跡する方法を挙げます。

２０１０年１月の売上金額の合計は以下のようになっています。

上位５人を選択してから右ボタンのクリックでメニューを表示し「集計のマーク」を選びます。

「集計のマーク」ウィンドウが表示されます。


閉じる		ウィンドウを閉じます。
登録		マークを追加登録するウィンドウが開きます。集計表の一番左の視点（この例では「担当者」）の内容を記録します。
上書		マーク一覧で選択した行の内容を上書きします。
削除		マーク一覧で選択した行を削除します。。
マークで選択		マーク一覧で選択した行のマーク内容と一致する集計表の行を選択します。
マークで選別		マーク一覧で選択した行のマーク内容と一致する集計表の行を選別します。
選別を戻す		ひとつ前の選別に戻します。
選別を解除		選別を解除します。
マークの一覧		登録してあるマークが一覧で表示されます。

「登録」をクリックすると「マークの登録」ウィンドウが表示されます。


マーク対象		マーク対象を「選択」、「全部」、「非選択」から選びます。
マーク日時		マーク日時は現在時刻になります。
識別名		マークを識別する名前を指定します。ここでは「２０１０年１月上位５」と入力します。
マーク内容		マーク内容として登録される視点カラムの内容です。

「はい」をクリックすると登録され、一覧に表示されます。

「閉じる」でウィンドウを閉じ、フォルダ「2010/02」をクリックし２０１０年２月の集計表を表示し、右ボタンのクリックでメニューを表示し「集計のマーク」を選びます。

マークの一覧で先ほど登録した行を選び、「マークで選別」をクリックします。

集計表は以下のようになり、２０１０年１月の上位５人の内、２月には順位２８位と、２２位の２人しかいないことが分かります。

複数集計で「2010/01」と「2010/02」を同時に開く（最初に「2010/01」を左ボタンでクリック、次に「2010/02」を<Ctrl>を押しながらクリック）と以下のようになり、マークと選別が正しく行われたことが分かります。

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Ⅳ-６ 集計のマーク

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