\-1 アクセス制御の有効化
ユーザ管理表とグループ管理表を作るとアクセス制御が有効になります。
ユーザ管理のために、「PFユーザ」という名前の表を作成します。その際、カラムを指定しないと作成できないので、「ID」(半角大文字)というカラムを
整数で作ります。
グループ管理のためには、「PFグループ」という名前の表を作成します。ユーザ管理と同様に「ID」(半角大文字)というカラムを整数で作ります。
2表を作成した後の最初の起動時に、いくつかのカラムが自動的に追加され、いくつかのユーザとグループが自動的に作成され、アクセス制御が有効になり、起
動時にユーザ名とパスワードの入力を促すウィンドウが表示されるようになります。最初のユーザ名は root か usradm を指定します。
最初に作られるユーザとグループは次の通りです。
ユーザ
ID |
ユーザ名 |
グループID |
パスワード |
0 |
root |
0 |
acotroot |
1 |
usradm |
1 |
acotusradm |
グループ
ID |
グループ名 |
メンバー |
0 |
root |
0 |
1 |
ユーザ管理 |
0,1 |
2 |
一般 |
0 |
「PFユーザ」表のカラムは次のようになります。
カラム名 |
型 |
説明 |
ID |
整数 |
ユーザを識別するための番号 |
ユーザ名 |
文字列 |
ユーザを識別するための名前 |
グループID |
整数 |
表・フォルダを作成した時のグループID |
パスワード |
文字列 |
|
説明 |
文字列 |
任意の文字列 |
登録日 |
文字列 |
|
__PU_OWNER_ID__ |
整数 |
レコードの所有者ID |
__PU_GROUP_ID__ |
整数 |
レコードの所有グループID |
「PFグループ」表のカラムは次のようになります。
カラム名 |
型 |
説明 |
ID |
整数 |
グループを識別するための番号 |
グループ名 |
文字列 |
グループを識別するための名前 |
メンバー |
文字列 |
グループに属するユーザIDのリスト |
説明 |
文字列 |
任意の文字列 |
登録日 |
文字列 |
|
ユーザ表とグループ表の所有者、グループは次のようになります。
所有者:usradm
グループ:ユーザ管理