@ CSV取込ウィンドウで「取込方法」を[単発]、「表に対する操作」を[定義実行]にし、ファイル名を指定し仮読み込みして上部の領域に表示させます。 |
A【取込定義】タブを選択し、定義のカラムに対応する上部の領域のセルを選択します。 対応するセルが複数の場合は2つ以上を選択します(全部である必要はない)。 下の例では、年月日の4つのセルを選択しています。 |
B 上部の選択セルの上でマウスの左ボタンを押し、ドラッグして「取込定義」の対応するカラムにドロップします。 |
C ドロップすると選択領域の範囲が設定されます。同様の手順で他のカラムの設定も行います。 |
D「取込定義」のセルをクリックすると上部の対応する領域が選択されるので容易に確認ができます。 また、「取込定義」の行を増やしたい場合は最終行をクリックします。 |
E 取込定義は複数設定できます。 下の例では観測地点が横に複数並んでいるので、観測地点毎に定義を設定しています。 |
F 【補足設定】のタブを選択し、カラム「年月日」は空白検査と日付変換、カラム「観測地点」は空白検査を有効にします。 空白検査により、「年月日」か「観測地点」の内容が空白のデータは取り込まれず、日付変換により「年月日」の内容は "YYYY/MM/DD" の形式に変換されます。 この例ではデータの範囲が可変の可能性があるので、範囲検査は使わず、「年月日」と「観測地点」の空白検査で取り込むデータの判定をしています。 |
G 「開始」ボタンをクリックしてデータの取り込みを開始します。 取り込まれたデータは以下のようになります。 |
定義実行で取込む時にも処理に記述があるとそれが実行されます。処理は取込定義に従ってデータを整えた後に実行されるので、データのカラム名で値にアクセスできます。 取込定義は組込み関数 setcsv() で参照されます。 setcsv() で整形したデータは insertcsv() で表に追加できます。 「表に対する操作」を[無し]にして取込時処理で表に追加する場合、取込定義が3行であれば処理には以下の様に記述します。 if(setcsv(1, count()) = "", insertcsv())
if(setcsv(2, count()) = "", insertcsv()) if(setcsv(3, count()) = "", insertcsv()) 処理に関しては「Y 式と組込み関数」を参照してください。 基本的な取り込み時処理をメニューから設定することができます。 設定するには、データを仮読みした領域でマウスの右ボタンをクリックしてメニューを表示し「取込定義の処理セット」を選びます。 |
設定される処理は次の通りです。 // setcsv() がエラーならば終わり
if(setcsv(1,count()) <> "", exit()) // エクセルの日時のカラムがあれば、文字列に変換 //set("日時カラム", エクセル日時(日時カラム)) // レコードの挿入 insertcsv() |