U‐5‐(4) 結合の種類 - 外部結合
内部結合では、関連付けカラムの内容が相手の表に無いものは検索結果に含まれませんが、外部結合では検索結果に含まれます。
SQLでは左外部結合と右外部結合がありますが、PowerFolderでは関連付けの元の表を中心とした外部結合だけです。
PowerFolderで外部結合にするには、「表の編集」の【関連付け】タグで「関連付けの値が無い時は以下の文字列で代替」のチェックボックスをチェックします。
前章の内部結合の説明で表「釣り実績」の「種類-ID」が 999 のデータは内部結合では表示されませんでしたが、関連付けの設定を変更すると表示されます。
@ 「釣り実績」のフォルダにカーソルを合わせ右ボタンでメニューを表示し「編集」を選択します。
A 「表の編集」ウィンドウで[関連付け]タグを選択します。
B 「種類-ID」の関連付けを選択し「関連付けの値が無い時は以下の文字列で代替」をチェックし、代替文字列に "--魚の種類無し--" を指定します。
C 「決定」ボタンをクリックし、次に「OK」ボタンをクリックします。
D 表「釣り実績」のフォルダをクリックして全件表示すると 件数48 と表示され、釣った日が「2007/06/24」のデータに名称が「--魚の種類無し--」が表示されます。
この代替文字列を検索しようと、関連付けされた表のカラムを検索条件とすると、対象の表を検索することになり、必然的に代替文字列は見つからないことになり、検索結果から除かれます。
上記の例で「魚の種類.名称 が -- で始まる」という条件で検索すると、件数は 0 になります。