A チャンスや問題点の早期発見
例) 売上推移の実体
下の集計は、[営業担当者]別の5ヶ月間の売上実績の一覧です。
この集計から、[営業担当者]「秋山大介」は4月に若干の落ち込みがあったものの安定した売上を維持してるように見えます。
問題の早期発見
日々の業務が平穏に円滑におこなわれている最中にも、潜在的な問題が隠れていて、その問題が顕在化した時に初めて問題を認識することがよくあります。
下の集計は、上の集計の[営業担当者]と[1月の金額の合計]の間に[地区]を挿入したものです。
[地区]Cを見ると毎月売上が減少していて5月は1月の1/40しかありません。
[地区]Cの穴を他の[地区]の伸びで埋めていることが分かります。
集計に新しい視点[地区]を加えるだけで、売上の総額だけでは分からない事実が見えてきました。
PowerFolderは、この例のように売上集計の視点を増減したり、順位を変えたりすることが簡単にできるのでデータを多角的に分析してデータの中に
潜んでいる重大な情報(変化)を発見することができます。
この例では、秋山大介担当の[地区]Cで競合他社に顧客を奪われているにも関わらず、月間の自分の売上総額しか見ていなかったために5ヶ月間に[地区]C
の顧客のほとんどを失ってしまったことに気付いていませんでした。
表面的な現象の奥に潜んでいる重大な問題をできる限り早期に発見してその対策を考えることが必要です。
チャンスの早期発見
前述の場合と反対に、チャンスが到来しているにもかかわらずそれに気付かず、後になって好機を逸したことを知ることもあります。
データをしっかり見渡して実体を把握して、更に多面的に分析・考察をおこないチャンスや問題点を早期発見することは企業活動では極めて重要です。
このような重要な情報を発見するためにPowerFolderの各機能が利用されています。